シーナ&ロケッツは今年で20周年を迎えました。バンドの詳しい経歴はバイオグラフィー・ページがありますが、ここでは、バンドの履歴を簡単に紹介します。。
シーナ&ロケッツ略歴
1978年10月25日、エルボン・レコードより「涙のハイウェイ」でレコード・デビュー、レコーディング・メンバーはシーナ(歌)、鮎川 誠(ギター)、奈良敏博(ベース・元サンハウス)、新井田耕三(ドラムス・後RCサクセション)。
11月、エルビス・コステロの前座の話がきまり、川嶋一秀(ドラムス)を正式メンバーに迎え、23日の大阪を皮切りに、福岡、東京の全6ステージでステージ・デビュー。ツアー終了後、このメンバーで「#1」のレコーディング。
12月、鮎川、アルファ・レコードの細野晴臣と出会い、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のゲスト・ギタリストとして、ピット・インでライブ。
1979年1月、浅田 孟(ベース)が正式に加入、初代ロケッツのライン・アップで活動開始。
2月、エルボンより、ファースト・アルバム「シーナ&ロケッツ#1」発表後、アルファへ移籍。すぐにレコーディングに突入し、秋に細野&YMOのプロデュースによる「真空パック」を発表。シングル・カットした「ユー・メイ・ドリーム」がヒット。
1980年2月、アメリカの大手レコード会社、A&Mレコードのオファーにより渡米、アメリカ向けのレコーディング打ち合わせと制作がスタート。(1981年9月「SHEENA & THE ROKKETS」リリース)
80年春、マディ・ウォーターズ来日、「真空パック」を進呈する。6月、ラモーンズと東京で全4回のジョイント・コンサート後、サード・アルバム「チャンネル・グー」のレコーディング開始(11月リリース)。
81年、フィル・スペクター・ファミリーのサックス奏者、スティーブ・ダグラスをゲストに迎え、ミッキー・カーティスのプロデュースでアルバム「ピンナップ・ベイビー・ブルース」発表。
82年、鮎川 誠のソロ・アルバム「クール・ソロ」、
83年、シーナのソロ、「いつだってビューティフル」発表。そして、かつて
鮎川が博多時代に在籍したバンド、サンハウスの一夏限りの再結成、日比谷野音のライブから「クレージー・ダイアモンド」を発表。
84年にはロケッツで「ロケット・サイズ」、そしてシーナ&ロケッツのビクター移籍第一弾、「ニュー・ヒッピーズ」、85年「メイン・ソングズ」を発表。
86年、山口冨士夫をゲストに迎え「ギャザード」、そして、初のライブ2枚組「キャプテン・ギター・アンド・ベイビー・ロック」をリリースする。87年、
9枚目のアルバム「#9」発表後、浅田孟 脱退。
1988年、
新メンバーに再び 奈良敏博を迎え、10周年、10枚目のアルバムはニューヨーク・レコーディングによる「ハッピー・ハウス」。友人のロック・フォトグラファー、ボブ・グルーエンのコーディネートにより、クリス・スペディング、アップ・タウン・ホーンズ、エリオット・マーフィーをゲストに迎える。また、この時初めて、ロックのメッカ、CBGBに出演する。ヨーコ・オノ、イギー・ポップが檄に駆けつけてくれた。
89年、「ドリーム&リボルト」発表後、川嶋、奈良が、バンド退団、パンタのバンド・メンバーだった西山嘉治(ドラムス)、中谷広道(ベース)そしてロケッツのローディを担当していた渡邊信之(サイド・ギター)が加入したニュー・ライン・アップで 90年代に突入。このメンバーでCMとして話題にのぼった「職業選択の自由」を含むミニ・アルバム「ファミリー・ダンシング」を発表。東京ドームでの、ジョン・レノン生誕50年のコンサート「GOW(グリーニング・オブ・ザ・ワールド)」に参加。
92年、ピンク・クラウドのジョニー吉長(ドラムス)、元竜童組のロミー木ノ下(ベース)をサポート・メンバーに迎え アルバム 「ハッ!ハッ!ハッ!ハード・ドラッグ」を発表。
93年、シーナ&ロケッツのベスト盤「レモン・ティー、レモン・セックス、レモン・ロック」がフランス、スカイドッグ・レーベルより発売。 鮎川、 ロンドンにて、シーナ、ウイルコ・ジョンソン・バンドを迎えソロ・アルバム「ロンドン・セッション#1」「#2」を製作、発表。
93年秋、シーナ&ロケッツで再びロンドン・レコーディング。阿久悠の全作詞による「ロック・オン・ベイビー」、新メンバーは橋本潤(ベース)、東川元則(ドラムス)。12月、ニューヨーク・CBGBの20周年ライブに参加の要請をうけ、二度目の出演。
94年秋、ベスト盤「ロックンロール・ハート」と、CBGBライブなどの未発表曲を含む「ロックンロール・ハート2」を同時発売。95年春ローリング・ストーンズ2度目の来日、東京・福岡全9ショウを見た鮎川・
シーナは すべてストーンズのレパートリーの期間限定のユニット・バンド 「ハート・オブ・ストーンズ」を結成、東京・大阪でツアー。
95年夏、鮎川 どすぶい・コンピュータを購入、しばしハマる。96年春、シーナ&ロケッツのホームページ、「ロケット・ウェブ」開設。12月、鮎川著 単行本『Dos/Vブルース』発売。
97年、17年ぶりに細野晴臣プロデュースによるレコーディング開始。8月、新アルバム「@HEART(アット・ハート)」発売前日、原宿より全世界にむけたインターネット・ライブを発信。秋、「19周年ライブ・ツアー」
1998年、シーナ&ロケッツ 結成20周年を迎え今日に至る。
メンバー・オブ・ザ・バンド 1998
シーナ ;歌とタンバリン
鮎川 誠 ; 歌とギター
渡邊信之 ; ギター
穴井仁吉 ; ベース・ギター
金崎信敏 ; ドラムス
シーナ&ロケッツ・ディスコグラフィー1978-1997
- ☆ALBUM----------SHEENA & THE ROKKETS
- #1 1979. 3.25 (Elbon)
- 真空パック 1979.10.25 (Alfa)
- チャンネルグー 1980.10.21 (Alfa)
- ピンナップ・ベイビー・ブルース 1981. 9. 5 (Alfa)
- ニューヒッピーズ 1984.11.21 (Invitation)
- メイン・ソングス 1985. 5.21 (Invitation)
- ギャザード 1986. 6.21 (Invitation)
- キャプテンギター&ベイビーロック 1986.12.16 (Invitation)
- #9 1987. 9.21 (Invitation)
- HAPPY HOUSE 1988. 7.21 (Invitation)
- ドリーム・アンド・リボルト 1989. 8.21 (Invitation)
- (ハ!ハ!ハ!)ハードドラッグ 1992. 6.23 (Speedstar)
- ROCK ON BABY 1994. 4.21 (Speedstar)
- @HEART (アット・ハート) 1997. 8.6 (Speedstar)
- ☆ALBUM---------- SHEENA & THE ROKKETS in U.S.A.
- SHEENA & THE ROKKETS in U.S.A. 1981(A & M)
- ☆ALBUM---------- SHEENA & THE ROKKETS in FRANCE
- LEMON TEA, LEMON SEX, LEMON ROCK 1993(SKY DOG)
- ☆ALBUM----------SHEENA
- BEAUTIFUL 1982.12.26 (Alfa)
- ☆ALBUM----------THE ROKKETS
- ロケットサイズ 1984. 3.21 (Invitation)
- ☆ALBUM----------鮎川誠
- クール・ソロ 1982. 2.21 (Alfa)
- ロンドンセッション#1 1993. 6.23 (Speedstar)
- ロンドンセッション#2 1993.11.21 (Speedstar)
- ☆BEST&ELSE----------SHEENA & THE ROKKETS
- SHEENA & THE ROKKETS BEST SELECTION
- ゴー・ゴー 1987.12. 1 (Invitation)
- オリジナル・ロックンロール・ハート 1988.11.21 (Invitation)
- アーリーディズ 1991. 9.11 (Alfa)
- レモンティ(12inch single) 1985.10.21 (Invitation)
- ファミリー・ダンシング(Maxi single) 1991. 2.21 (Invitation)
- クレイグ・レオン・リミックス(Remix) 1991. 4. 1 (Alfa)
- ROCK IS ALRIGHT 1993.11.21 (Speedstar)
- ROCK'N ROLL HEART 1994.11. 9 (Speedstar)
- ROCK'N ROLL HEART 2 (and roots) 1994.11. 9 (Speedstar)
- SUPER BEST OF SHEENA & THE ROKKETS 1996.8 (Alfa)
- ☆SINGLE----------SHEENA & THE ROKKETS
- 涙のハイウェイ 1978.10.25 (Elbon)
- ユー・メイ・ドリーム 1979.12. 5 (Alfa)
- ベイビー・メイビー 1980.10.21 (Alfa)
- 浮びのビーチ・ガール 1980.11.21 (Alfa)
- キス・ミー・クイック 1980.12.21 (Alfa)
- ピンナップ・ベイビー・ブルース 1981. 7.21 (Alfa)
- スイート・インスピレーション 1984. 9.21 (Invitation)
- 今夜はたっぷり 1985. 5.21 (Invitation)
- ABC 1986. 8.21 (Invitation)
- どうしても逢いたい 1987. 6.21 (Invitation)
- HAPPY HOUSE 1988. 7.21 (Invitation)
- ANGEL EYES 1989. 4.21 (Invitation)
- PERMANENT HONEYMOON 1989. 5.21 (Invitation)
- (ハ!ハ!ハ!)ハードドラッグ 1992. 6.21 (Speedstar)
- ロックの好きなベイビー抱いて 1994. 3.24 (Speedstar)
- インターネット・キッス 1997. 8.6 (Speedstar)
- ☆VIDEO----------THE ROKKETS
- ロケットパラノイア 1984. 5.21 (Invitation)
- ☆BOOK----------鮎川誠
- MONO(双葉社)
- ローリングストーンズが大好きな僕たち/鮎川誠 & 山川健一(八躍社)
- DOS-V BLUES(幻冬舎)
ライブ・スケジュール
バイオグラフィー
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