navi's playlist #1 @ MUSICSHELF

渡辺信之
(ワタナベ ノブユキ)

1962年7月24日生まれ 福岡県直方市出身
1982年Sheena & The Rokketsと出会い、ローディを経て1990年サイドギターでSheena & The Rokkets参加、2000年ベースに転向。今年28年目に突入したSheena & The Rokkets、5月23日大阪心斎橋クアトロ(イベント)、6月10日新宿ロフトにてワンマンライブ決定。

SHEENA & THE ROKKETS - http://rokkets.com/
pix byMAORAU - http://rokkets.fast.co.jp/  

プレイリスト - 無くてはならない音楽

10曲で説明できるはずもないが、無くてはならない大切な音楽が俺にはあるしそいつが無ければとっくにこの世とおさらばしていただろう。生きていくのに必要だった。
10曲、これを見たアンタにとって必要かどうかなんて知らないが、出会っていないなら不運としか言いようがない。
Jumpin' Jack Flash
Rolling Stones

説明なんていらないだろう、いつだってこの曲は俺を宇宙の果てまでぶっ飛ばしてくれる! ツアーであちこちのホテルに泊まるが、部屋に入るとまずラジカセにこの曲をぶち込んで鳴らすんだ、お清めするのさ。しかし!ライブでスタジオテイクの世界一かっこいいイントロをやらないのは何故だか知ってる奴がいたら教えて欲しい。

Happy
Rolling Stones

Keith Richards必殺の一曲、今回の日本公演でも演奏されたが、たったの2コードで繰り広げられる究極のロックンロール。初めてHappyを聴いたのはLOVE YOU LIVEのスピードアップしたバージョンだったがメインストリートのならず者のHappyを聴いた時は気持ち良くて涙が出た。Keithは本当に気持ちイイ!
How I Wish
Keith Richards

ここまでくればわかるやろ、俺はKeith Richardsフリークだ!彼の作り出すサウンドは常に力強く心に響いて止まない、Stonesのツアーが終わったらこのソロ名義のバンド X−Pensive Winosを再開して欲しいのは俺だけじゃないはず!この曲の93年のBostonでのライブテイクは完璧だった、そのライブを放映したWOWOWには心から感謝してる。尚24金コーティングされたTalk Is CheapオリジナルマスターレコーディングCDはちょっとお高いが抜群に音がいいので見つけたら即買いだ!
4. Runnin' Too Deep
Keith Richards

Keithはまだ続く・・・。このアルバムをStonesのデモのような・・・と批評したアホな評論家がいたがそんな奴に未来は無い。Talk Is Cheapよりエッヂの利いたサウンドの中でSteve Jordanのドラムは今まで聴いてきたどんなドラマーより強力で繊細でロックしてる、類を見ないバックビートを叩き出している!ちなみにこの曲をへッドフォンで聴きながら歩いてみな、どこまでも歩いて行けそうな気になるぜ。ドアをノックする音が人や感情で変わることで解るように、ドラムってのは機械では絶対に出せない人間のビートが無けりゃ話にならない。この曲はメッセージソングだが人間の出すアツイサウンドがあるからこそ伝わるのだと思う。
5. Life's A Gas
Ramones

Ramonesは最後までパーフェクトだった、Dee Dee Ramoneが抜けても勢いは衰えず加速していった。Joeyの唄には心を打たれる、彼は本当のことを唄ってきたんだと確信させられる偉大な曲。Joey Ramone追悼ライブでSheena & The Rokketsはこの曲をプレイした、お客さんと一緒に唄った。Life’s a gas oh yea So don't be sad cause I'll be there Don't be sad at all 。
6. Blitzkrieg Bop
Ramones

初めてRamonesのライブを観た時思った、知らないとは恐ろしいことだと。こんな世界があったのかとまさにカルチャーショックだった。ロック、音楽、芸術、ファッションすべてを超越していたバンドRamones、こんな美しいバンドはいない。あえてこのベスト盤をチョイスしたのは俺の車のCDケースに必ず入っているから。HEY HO LET’S GO!
7. Do The Boogie
John Lee Hooker

Rolling StonesとSheena & The Rokketsとの出会いはBluesとの出会いでもあった。83年頃だったかLAで観たAlbert Kingにぶっ飛び、Bluesのレコードを探し回る日々が始まった、挙げたらきりが無いがMuddy WatersのSail OnやLittle WalterのQuarter to Twelveなんかと出会った時には天にも昇る気分になったが、どうしてもターンテーブルから外せないのがJohn Lee Hookerだった。スロウもしびれるが高速ブギでのギターは本物のヘヴィーメタルだ。誰もかなわない。
8. Baby I'm Yours
Barbara Lewis

好きな曲なら当然だがどこででも聴きたいもんだ、ダビングして聴きたい時に聴くさ。だが街に出ると誰かのヘッドフォンからトゲトゲしくやかましい音が漏れてくる、お前の勝手だが自分はバカですって言ってるようなもんだぜ。こんな曲が漏れてくればちっとは世の中マシになるだろうに。この曲を聴けば女性がいかにすばらしいか解るような気もするし、優しくなれるような気もする。男どもは銃や汚い金を使って世界中を荒し回っているだけじゃないのか・・・?
9. Do I Love You?
Ronettes

Ronettesの無い生活など想像もつかないね、俺達の仲間でRonettesを聴かない奴なんていないがあなたがもしこのレビューがきっかけでRonettesに出会ったなら俺に感謝するのは間違いない。アメリカはこんなすばらしい音楽を生み出しながらどこへ行こうとしてるのやら・・。このベストアルバムは本当にお薦めだ!
10. たいくつな世界
Sheena & The Rokkets

http://rokkets.com/... もう6年も前の話だがベースに転向するなんて本人が一番ビックリした、どうしようか迷った時先に挙た曲はもちろん、それまで聴いてきたゴキゲンなロックを聴きなおしたら答えが出た。Sheena & The Rokketsのライブを体験して欲しい、デカイ音で感じて欲しい。

©2006 Sheena & The Rokkets. All rights reserved.