▼━━ストーンズ最新情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
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■MIKE'S■
■ROLLING NEWS■
■OF■
■THE STONES■
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▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━12/03/2006 ━ Vol.43━━▲
◆お元気ですか...
今度は来年のヨーロッパ・ツアー。詳細は2月以降の発表という情報が入って
きましたが・・・。さぁ、どうなるでしょうか?!
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┃♪┃THE SET LIST
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2006/11/22 Los Angeles CA Dodger Stadium OA:Bonnie Raitt
Jumpin' Jack Flash
It's Only Rock And Roll(But I Like It)
Let's Spend The Night Together
She Was Hot
Dead Flowers <w/Bonnie Raitt)
Streets Of Love
All Down The Line
Midnight Rambler
Tumbling Dice
=Introductions=
You Got The Silver <Keith>
Connection <Keith>
Under My Thumb <→ B-stage>
Oh No, Not You Again <B-stage>
Start Me Up <B-stage>
Honky Tonk Women <→ Main-stage>
Sympathy For The Devil
Paint It, Black
(I Can't Get No) Satisfaction
Brown Sugar <Encore>
2006/11/25 Vancouver BC BC Place Stadium OA:Bonnie Raitt
Jumpin' Jack Flash
It's Only Rock And Roll(But I Like It)
Oh No, Not You Again
She Was Hot
Shine A Light (w/Bonnie Raitt)
Streets Of Love
Midnight Rambler
Tumbling Dice
=Introductions=
You Got The Silver <Keith>
Slipping Away <Keith>
Connection <Keith>
Miss You <→ B-stage>
Get Off Of My Cloud <B-stage>
Start Me Up <B-stage>
Honky Tonk Women <→ Main-stage>
Sympathy For The Devil
Paint It, Black
Brown Sugar
You Can't Always Get What You Want <Encore>
(I Can't Get No) Satisfaction <Encore>
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┃♪┃NEWS NEWS NEWS
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◇ジョー・ジャガー
11月11日に93歳で亡くなったジョー・ジャガーの葬儀が11月28日にテディント
ンのセント・メリーズ・カレッジ・チャーチで厳かに行われた。ミック、
クリスのジャガー兄弟の采配で進行した。ローレン・スコット、ジェリー・
ホール、ビアンカ・ジャガー、マーシャ・ハント、そしてミックの子供たち、
チャーリー・ワッツ、ボブ・ゲルドフら多くの関係者が参列した。
◇ストーンズ興行成績が史上最高記録
昨年8月からスタートしている≪A Bigger Bang World Tour≫は、これまでの
U2を抜き、興行成績の史上最高額を記録した。113公演(シークレット・ギグ
やリオでのフリー・コンサートは除く)350万人、4億3700ドル。
≪A Bigger Bang World Tour≫はまだ続くということで、この記録はもっと
更新されるだろう。
◇キース・コーナー3曲!
バンクーバー公演では、キース・コーナーで「You Got The Silver」
「Slipping Away」「Connection」の3曲が登場した。
◇ベロ・マークのアート・ワークが25万ポンド
11月29日にロンドン/レスター・スクエアで行われたオークション≪It's More
Than Rock 'n' Roll≫にはロニー・ウッドとビル・ワイマンが列席。ベロ・
マークのアート・ワーク(原画)が25万ポンドで落札された。
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┃♪┃CD情報
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◇<MY GENERATION MY MUSIC 2007第1弾〜ザ・ローリング・ストーンズ
通常盤再発>
ストーンズのデッカ時代の22タイトルがSACDや紙ジャケで大いに話題となった
が、そのアルバムが通常盤でもファンの前に登場する。
2007年1月24日発売 ユニバーサル・ミュージック
「イングランズ・ニューエスト・ヒット・メイカーズ」(UICY-6684)
「12 X 5」(UICY-6685)
「ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!」(UICY-6686)
「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」(UICY-6687)
「アウト・オブ・アワ・ヘッズ/UKヴァージョン」(UICY-6688)
「ディッセンバーズ・チルドレン」(UICY-6689)
「ビッグ・ヒッツ(ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)」
(UICY-6690)
「アフターマス」(UICY-6691)
「アフターマス/UKヴァージョン」(UICY-6692)
「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!」(UICY-6693)
「ビトゥイーン・ザ・バトンズ」(UICY-6694)
「ビトゥイーン・ザ・バトンズ/UKヴァージョン」(UICY-6695)
「フラワーズ」(UICY-6696)
「サタニック・マジェスティーズ」(UICY-6697)
「ベガーズ・バンケット」(UICY-6698)
「スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2)」(UICY-6699)
「レット・イット・ブリード」(UICY-6700)
「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!」(UICY-6701)
「ホット・ロックス1964-1971」(UICY-6702/3)
「モア・ホット・ロックス+3」(UICY-6704/5)
「シングル・コレクション(ザ・ロンドン・イヤーズ)」(UICY-6706/8)
「メタモーフォシス(UKヴァージョン)」(UICY-6709)
◇ジェリー・リー・ルイス
「ラスト・マン・スタンディング/ジェリー・リー・ルイス」
(ビクターエンタテインメント/VICP-63671)12月20日
ミック、ロニー、キースが参加!
1. Rock And Roll (w/Jimmy Page)
2. Before The Night Is Over (w/B.B. King)
3. Pink Cadillac (w/Bruce Springsteen)
4. Evening Gown (w/Mick Jagger - Vocals, Ronnie Wood - Pedal Steel
Guitar)
5. You Don't Have To Go (w/Neil Young)
6. Twilight (w/Robbie Robertson)
7. Travelin' Band (w/John Fogerty)
8. That Kind Of Fool (w/Keith Richards - Lead Guitar and Vocals)
9. Sweet Little Sixteen (w/Ringo Starr)
10. Just A Bummin' Around (w/Merle Haggard)
11. Honky Tonk Woman (w/Kid Rock)
12. What's Made Milwaukee Famous (w/Rod Stewart)
13. Don't Be Ashamed Of Your Age (w/George Jones)
14. Couple More Years (w/Willie Nelson)
15. Ol' Glory (w/Toby Keith)
16. Trouble In Mind (w/Eric Clapton)
17. I Saw Her Standing There (w/Little Richard)
18. Lost Highway (w/Delaney Bramlett)
19. Hadacol Boogie (w/Buddy Guy)
20. What Makes The Irish Heart Beat (w/Don Henley)
21. The Pilgrim (w/Kris Kristfferson)
◇ディカプリオ新作映画「ディパーテッド」(サントラ) 1月17日
我が国では2007年正月第2弾としてサロンパスルーブル丸の内ほか全国松竹・
東急系で公開されるマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ
主演の映画「ディパーテッド」にストーンズの「Gimme Shelter」「Let It
Loose」が挿入歌として使われている。そのうちサウンドトラック・アルバム
(ワーナーミュージック・ジャパン/WPCR-12538)には後者が収録される。
日本盤は公開にあわせて1月17日にリリース。
1. Comfortably Numb/Roger Waters,Van Morrison,The Band
2. Sail On, Sailor/The Beach Boys
3. Let It Loose/The Rolling Stones
4. Sweet Dreams/Roy Buchanan
5. One Way Out/The Allman Brothers Band
6. Baby Blue/Badfinger
7. Shipping Up To Boston/Dropkick Murphys
8. Nobody But Me/The Human Beinz
9. Tweedle Dee/LaVern Baker
10. Sweet Dreams (Of You)/Patsy Cline
11. Departed Tango/Howard Shore feat. Marc Ribot(dobro) and
Larry Saltzman(guitar)
12. Beacon Hill/Howard Shore・Performed bySharon Isbin
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┃♪┃DVD情報
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◇「Performance」
ミック・ジャガーの映画「Performance」のDVDが装いも新たにアメリカで2月
13日、イギリスで3月12日にリリースされる(Warner Home Video)。
尚、今のところ日本版の発売予定はないとのこと・・・。
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┃♪┃マガジン & ニューズペーパー (国内)
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◇「おやじロック」Vol.1
≪巨匠スコセッシ、今度はストーンズ・ドキュメンタリー≫
◇「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン MPC Land Review」 12月号
≪THE ROLLING STONES in the beginning/ベンツ・レイ写真&文 ビル・
ワイマン序文 中江昌彦 訳(小学館)≫
http://www.musicpenclub.com/review-200612.html
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┃♪┃マガジン & ニューズペーパー (海外)
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◇UK「RECORD COLLECTOR」12月号
≪CLASSIC ROCK≫「The Rolling Stone OUT OF THEIR HEADS Photos 1965-67/
1982・Gered Mankowitz」(Schwarzkopf & Schwarzkopf)DE
≪Album Reviews≫「Last Man Standing/Jerry Lee Lewis」
≪BOOK Reviews≫「The Rolling Stones Album File & Complete Discography
/Alan Clayson」
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┃♪┃新刊書
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◇「Rolling Stones Rule!/Ronald Blank」(Ron Blank)CA
◇「The Rolling Stones・365 Days/Simon Wells 」(Harry N Abrams) US
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┃♪┃TV
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◇「インサイド/ローリング・ストーンズ in リオ」
今年2月18日にリオデジャネイロ/コパカパーナ・ビーチで行われたストーンズ
・フリー・コンサートの模様をドキュメンタリー・タッチに紹介する。
ナショナルジオグラフィックチャンネル/スカイパーフェクトTV(CH.741)
ケーブル・テレビ
放送:12月24日(日)22:00〜23:00
再放送:12月25(月)4:00、10:00、16:00 他
◇「The Knights of Prosperity」
以前ご紹介したミックの出演シーンも予定されているこの秋スタート予定の
US/ABC-TV「The Knights of Prosperity」(30分・コメディー)は、1月1日
からの放送開始に変更となった。
◇「ロック・フジヤマ」 1月15日(月)25時
鮎川誠さん出演、ということでストーンズづくし!
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┃♪┃カヴァー
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◇リンジー・バッキンガム
*I Am Waiting
アルバム「アンダー・ザ・スキン」
(ワーナーミュージック・ジャパン/WPCR-12503) 12月6日
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┃♪┃voice
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◇Stones @ L.A. by シーナ&鮎川誠
ミックは若かった。無我の境に入っているようだった。若いバンドのヴォーカ
リストが容赦なしで、食い下がるように吼えまくる。だけど、あの大観衆への
説得力は他には例がない。あの、かわいい、頼もしさはいったい何なんだ--、
ロック・アーティストそのものだ。I LOVE MICK JAGGER!!!
(シーナ FROM S&R)
ドジャー・スタジアムに組まれた、生まれてはじめてみた最大級のセット、
感謝祭イブとかさなってしまい、ロス史上最大の渋滞で、開演予定時間には
ガラガラのスタンドが徐々にうまり、1時間半おくれて始まるハプニング。
ざわざわしたオープニングMovieから、突如キースの切り裂くような、JJFの
爆音リフでショーはスタートした。ミックをはじめ、元気が飛び散る感じ、
快調どころか、超絶好調、すごいドライヴ感、選曲にも気合が伝わってきた。
DeadFlowersでの、ボニー・レイットのデュエットにはジーンときた。清らか
さとロッカーの友情を感じた。お客は年季の入った、ベテランが多く、ささ
げるように声援も大きかった。手ぶらで歌うキースのYouGotTheSilverには
新鮮な頼もしさがあった。最後まで、ぐいぐい観客をひっぱる底力、
チャーリーは歯止めが利かないほど叩きまくり、ロンもしかり。すごいショー
だった。秋のツアー、アメリカ最後のショー、ありがとうストーンズ。
(鮎川誠 FromS&R)
◇バンクーバー・リポート by 井上 浩次
バンクーバーでの秋ツアー最終公演行ってきました。当初11月3日に行われる
予定だったこの公演、ミックの喉の不調で直前キャンセル、日程の変更で行く
方も何かときつい状況でしたが、公演自体は個人的には過去のストーンズ体験
の中でもベスト5に入る素晴らしいものでした。裏方さんへの感謝のコメント
を述べるミック、メンバー紹介で感極まって目頭を押さえてしばらく絶句して
しまったキース、ボニー・レイット(この人の前座も良かった!)の控えめな
共演が良かった。「ライトを照らせ」、アレンジが変わっていた「ランブラー
」、ストーンズのライヴ史上最初で最後であろうキース・コーナー3曲、キー
ス前かぶりつきで見れたBステ、屋内なのに熱い位の花火乱発、などなど数え
切れない位の感動的で忘れられない場面が多くありましたが、何より素晴らし
かったのはオーディエンス!ボニー・レイット登場の時点ですでに8割くらい
の入りで大歓声、本編では終始耳が痛くなるくらいの大騒ぎですごい盛り上が
り、熱く、暖かい雰囲気が会場を包み(外は季節外れの雪で寒かったが)ショ
ーの最高の演出となりました。最初は行けないとあきらめていた秋ツアーでし
たが、ストーンズ仲間でありタイガース仲間でもあるK君(本来なら11月3日共
に見るはずだった、残念!)に≪渇!≫を入れられ、行くことを決めた10月中
旬からここまでの一ヶ月半は(戻った後も)てんやわんやで多大な出費もあり
ましたが、幸運にも最高のショーを見れて良かったとしみじみ思っています。
◇コンサート・レビュー ビル・ワイマン&リズム・キングス
11月26日 英国ロンドン/JAZZ CAFEにて by 谷口 誠
日曜日ということで昼3時と8時の2回のショーだった。夜の回は8時45分から
2時間。ビルを含めて10人のメンバーがぞろぞろと一斉にステージに。ビルは
素っ気無く、もそもそっとバンドメンバーを紹介するが、おいおい、凄いメン
バーだ。キーボードのジェラルド・ワトキンス、ニック・ロウの片腕、ニュー
オーリンズ系のピアノを弾く現英国パブ・ロック界を代表するキーボーディス
ト。最近は来日していないのが残念。タジ・マ・ハールのディキシーをカヴァ
ーという変人的な選曲でリズム・キングスに貢献している。ぼーっとしたとっ
つあんキャラは案外似たもの同士のビルと気が合うかもしれない。
ギターにアンディ・フェアウェザー=ロウは常連だが、もちろんエリック・
クラプトン・バンドのメイン・ギタリストである。クラプトン・バンドでは
いかにも「お仕事」といった感じでおとなしくてつまらないのだが、そのスト
レス発散をリズム・キングスでやっているようだ。ディストーション60s、
ブルース・ロックを爆発させるというリズム・キングスの中でもお笑い的な
≪浮いている≫コーナーだが、これが結構客には見世物として受けている。
ジミー・リードの「ブライト・ライト・ビッグ・シティ」、ゴスペルの「アイ
・シャル・ビー・リリースト」を演奏。クラプトンバンドよりは数倍いいギタ
ーを弾いているのだ。アンディは今ロンドンではソロ名義で毎月ライヴを小さ
い所でやっている。70年代の名盤「アクアショウ」の世界に復帰してほしい昔
からのファンとしてはこちらのライヴも一度チェックしてみたい。
そしてアルバート・リー。日本ではあまり知られていないだろうが、パブ・ロ
ック界の重鎮。因みに著者は今最も好きな英国のギタリストでソロのライヴ(
自らのバンドHOOGALINS)を見て感激した。ロカビリー、カントリー・スタイル
が十八番でジーン・ヴィンセントやエルヴィスのナンバー。しかし、どんな
ジャンルもこなし、ピアノも披露する名人中の名人だ。日本ではジョージ・
ハリソンの追悼コンサート・ライヴ「コンサート・フォー・ジョージ」、日活
が2004年に配給したマーティン・スコセッシの映画ブルースのUK編で白髪の姿
と演奏が拝めた。ここ数年のエヴァリー・ブラザーズなど、英国でのカントリ
ー系のコンサートでは必ずバンマスを務める。ナッシュヴィル・サウンドの
チェット・アトキンスを継承するギタリストとしてはマーク・ノップラーの
ライバル的存在。
さてドラムスはグラハム・ボンド!っていっても年寄りのUKロック・ファン
しか反応しないでしょうか。60年代の英国ロックの歴史については省略しまし
ょう。
ヴォーカルの黒人のおねえさんはいつもの長髪の人(名前忘れた)。黒人なら
ではのフィーリングのヴォーカルでオーティス・レディングのカヴァーなど、
クラシックを続々と披露。
ブラス・セクションの2人もビルと同世代のベテランだろうか。MCネタにも
すっかりなっているとおり、ビルは今年堂々と「70歳」だ。
ジャズからソウルまでこなせるこの世代の人の管楽器の名手がロンドンには
沢山います。ハーモニカでリトル・ウォーターの「トゥーレイト」のカヴァー
とか。この世代の人は凄い。ジャンルなんか関係ないんだね。
突然舞台に乱入した米国からのゲストは「ノック・オン・ウッド」のエディ・
フロイド!リズム・キングスのヴァージョンは65年(?)のゆっくりなスタジ
オ版をそのまま再現しており最高。「634-5789 」「ダンス天国 」などを披露
。なんだかブルース・ブラザーズ・バンドみたいになってきた。そういえば、
数年前日本にも何度か「営業の」ブルース・ブラザーズ・バンドのヴォーカル
で来ました。
ビル・ワイマンのベースを至近距離でずっと見ていたが、本当に凄いベーシス
トだなとつくづく再認識。この人は指の押さえもピッキングも(ピックはもち
ろん使わない)ぎりぎりまで抑制して淡々と 弾くのだけど、その正確さと
いうか、バンドの中での音の要とか、バンドをまとめる魔術みたいな音を奏で
ることのできる稀なベーシストである。一音たりとも絶対に間違えないところ
も凄い。ビルは十八番のチャック・ベリーの「ユー・ネヴァー・キャン・テル
」のみ1曲でフィーチャー。
リズム・キングスがいいところは本人の持ち歌は歌わずに、必ず他人の曲をカ
ヴァーするというのが各メンバーに課せられた課題なのである。
この点は自分の持ち歌ばかりを交互に披露するリンゴ・スター&オールスター
ズとは正反対だ。メンバーが好きな曲を演奏し、有名な曲が多くなるから、
演奏は楽しくて良いはずなのである。ビル・ワイマンという人は頭がいい人な
ので音楽を演奏するとは「まさにそういうことだ」ということに気がついたの
だろう。他人の曲をカヴァーするのはオリジナルを演奏するよりはるかに難し
い技なのである。オリジナルと比較されていいアレンジと演奏でやらなければ
ならないわけだから、センスや演奏力が要求されるわけである。
大きなホールよりやはり小さなライヴ・ハウス。ジャズ・カフェでのリズム
・キングスこそUKパブ・ロックの王様なのだ。
◇ストーンズの60年代写真集「In The Beginning」購入しました。帯の文句
≪すべてがストーンズのベストショットだ≫(ビル・ワイマン)に偽りなし
!!見たことのないショットが多く、読み応えもありました。(KM)
◇はじめまして、今年初めて(東京ドームで)ストーンズ生体験した52歳です
。今までは、失礼ながらLATE リアルストーンズ徒然的に途中までしか
見ていなかったのですよ。
18歳のとき、長野市にスキーに行き、たまたま当時ヤマハ主催のフィルム・
コンサートがあり、マウンテンの「悪の華」が会場でかかり、あの丁寧なライ
ナーノーツを書かれた越谷さんが登場され解説されました。ゲスト・バンドが
四人囃子と記憶しております。その後、雑誌「音楽専科」の評論家を訪ねる
コーナーにおいて写真入りで拝見したくらいですが・・。
でも、ストーンズのファン・クラブ会長でいらっしゃったことは当時から存じ
ておりました。。
私は特別熱心なストーンズ・ファンではありませんが、ミックにも父上同様90
歳まで元気でいてもらいたいです。(grindbaby)
◆マウンテン、四人囃子、懐かしいです!四人囃子の岡井大二君の兄貴らと
一緒にRSFCを始めたのがもう40年以上前のことです。当時、岡井君は小学生で
した。その後、高校生バンドの四人囃子の面々をサポートしたりしていて、
ピンク・フロイド公演に連れて行ったことがきっかけで彼らはプロになったの
です。今でも岡井君や森園君たちとたまに連絡を取り合ったりしています。
◇11月24日放送の「タモリ倶楽部」の≪空耳アワー≫で、キースのリード・
ヴォーカル・チューン「Infamy」が登場!感激!!(TVボーイ)
◆見ていません、どなたか同録お持ちの方は・・・。
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┃♪┃コンサート
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◇クリス・ファーロウ
1960年代からのファンには馴染み深いクリス・ファーロウがコロシアムの一員
として来日する。
ラインアップは・・・
JON HISEMAN - historic leader, drums
CHRIS FARLOWE - lead vocals
DAVE GREENSLADE - hammond organ, keyboards, vibraphone
DAVE“CLEM”CLEMPSON - electric guitars
MARK CLARKE - electric bass and back vocals
BARBARA THOMPSON - soprano & tenor sax
≪公演日≫
2月17日(土) 川崎・クラブチッタ
2月18日(日) 川崎・クラブチッタ
料金:\8500(税込・1ドリンク別/全席指定) http://clubcitta.co.jp/
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┃♪┃長野ともよ ストーンズ・追っかけ・メモ -14-
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
◇11月17日 Atlantic City/Boardwalk Hall
日程が変更となったアトランティック・シティ、「Loving Cup」「Ain't Too
Proud To Beg」をセットリストに加えとてもドラマティックだった。観客も
盛り上がり、ミックが89年の思い出をステージ上で語っていた。
◇11月22日 Los Angeles/Dodger Stadium
サンクスギヴィング・デイ前日ということもあってLA中が交通渋滞。コンサー
ト開始も少し遅らせてくれたようだけど、私のよみが甘かった。ボニーレイッ
トも含めて6曲も見逃してしまった・・・、残念。この日キースが会場に招待
したニュージーランドの医師に感謝の気持ちを表していた。最後の挨拶のあと
、ミックとキースが肩を組んでステージを去った、これは珍しい!
◇11月25日 Vancouver/BC Place Stadium
今年最後のショーらしく、キース、ミックともども大張り切り。ボニーが
ジョイントした「Shine A Light」はイマイチだったけど・・・。キースの
ソロ・パート開始前、歓声がすごかった。この日はそのキースのところで何と
3曲!吃驚、吃驚、吃驚!!来年のヨーロッパでは3曲になるのかな?!外は雪
、でも会場はとてもホットだった。
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┃♪┃編集後記
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
早いもので、もうすぐ2006年も終了。今年もいろんなことがありました・・。
引き続き≪ハリケーン・エイド・ジャパン≫にもご協力を!!
http://www.hurricane-aid-japan.com/
★──【Writer's Profile】――――――――――――――――――───★
Mike M. Koshitani(越谷 政義)
1966〜69年 ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ会長
音楽評論家/DJ/MC
ストーンズ、エルヴィス・プレスリーをはじめ、ロック/ブルース/ソウルなど
のアルバム・ライナーノーツ、雑誌/新聞への執筆、ラジオDJ、イベントMC/
プロデュースを手掛ける
*著書:「STONES COMPLETE」(双葉社)
「ローリング・ストーンズ大百科」(ソニー・マガジン)
「ワークス・オブ・エルヴィス」(共同通信社)
「ストーンズそこが知りたい」(音楽之友社) ほか
*監修&主著「キース・リチャーズ・ファイル」(シンコー・ミュージック)
ほか
*ミュージック・ペン・クラブ・ジャパン事務局長
*ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ顧問
*エルヴィス・プレスリー・ファン・クラブ顧問
発行人:Mike M. Koshitani(越谷 政義)
マガジンID: 0000158127
E-Mail: info@we-want-stones.com
バック・ナンバー:
http://www001.upp.so-net.ne.jp/keithrichards/
http://blog.so-net.ne.jp/keithrichards/
http://rokkets.com/ayukawawards/Mike
STONES/Vol_3.html
http://rokkets.com/ayukawawards/Stones/index.html
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┃♪┃ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
◇新会員募集中!
FC入会希望者は下記まで・・・。
104-0054東京都中央区勝どき5-13-2-309 RSFC FAX:03-3533-5745
http://www.szanmai.com/ ← これは面白い!
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┃♪┃Billboard.Station
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼
◇「モバHO!」ch306で放送中!世界初、Billboard公認のラジオチャンネル
『ビルボード・ステーション』は、最新チャートを中心に、アメリカの「今」
をお届け!
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