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毎度同じ書き出しで恐縮ですが、40年前に博多のロック喫茶「ぱわあはうす」で月一回のペースで開催された、ブルース・レコード・パーティがありました。そのタイトルが「ブルースにとりつかれて」 です。主催メンバーはぱわあはうすのスタッフと、当時俺(鮎川)たちがやっていたElectric Rockin' Boogie Band「サンハウス」のメンバー、そして、続々と加わってくれたブルース愛好の仲間たちでした。そして毎回フリーパンフレットを用意して配布して、コラムやプレイリストをみながらじっくりブルースを楽しもうという企画でした。 用意するレコードも選曲も手に入り次第という感じ、ストーンズやディランやシスコのサイケデリックバンド、スワンプロックなどが教えてくれるレパートリーを手がかりに本物のブルースに行き当たるROOTS体験でした。
英語ではDIGる、というところですが、筑後DELTAではHOGる(穴などを深く掘る)、という言葉が近い感じです。ブルース盤もこのころになると、ORIGIN,YAZOO,ARHOOLIE,BLUES CLASSICS,などのレーベルの輸入盤もすこしずつ出回り始め、はじめて生音に出会うブルースマンとブルースギターに喜び驚きおののいていた、そんな時代の、「Vol.13 ブルースギター特集」です。 |