JOEY RAMONEがこの世を去って、18日が過ぎました。NYでは5月19日に JOEYの追悼 EVENTが行われますが、JOEYが大好きだったこの日本でも、JOEYと彼のRAMONESが 僕達に与えてくれた素晴らしいものに もう一度、ありがとうと言いたい。 で、JOEY　RAMONE追悼LIVEをやります！
JOEYを愛する皆で、HI,HO,LET'S GO!! と、天国のJOEYへ呼びかけようぜ！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2001/5/3 鳥井 賀句

昨日のＪＯＥＹ　ＲＡＭＯＮＥ追悼ＬＩＶＥ，Ａｔ：新宿ＬＯＦＴに 集まってくれた皆、どうもありがとう！深夜にもかかわらずお客さんも 満員で、天国のＪＯＥＹもきっと喜んでくれたと思います。きっと ＪＯＥＹは天国でもＲ＆Ｒ　ＢＡＮＤを作って歌っているでしょう。 ＶＯ＝ＪＯＥＹ，ＧＵＩＴＡＲ＝ＪＯＨＮＮＹ　ＴＨＵＮＤＥＲＳ， ＢＡＳＳ＝ＳＩＤ　ＶＩＣＩＯＵＳ，ＤＲ＝ＪＥＲＲＹ　ＮＯＲＡＮで。 出演してくれたロリータ１８号、ＴＨＥ　ＨＵＮＤＲＥＤＳ，ＳＨＥＥＮＡ＆ ＴＨＥ　ＲＯＫＫＥＴＳ、ＣＨＡＲＬＩＥ＆ＴＨＥ　ＨＯＴ　ＷＨＥＥＬＳ， ＭＵＲＤＥＲ　ＳＴＹＬＥ，ＦＩＦＩ＆ＴＨＥ　ＭＡＣＨ３、皆熱い演奏を聞かせてくれましたが、中でも、昨夜のシナロケは素晴らしく感動的でした。
天国のＪＯＥＹに呼びかけるＳＨＥＥＮＡのＶＯ＆ＭＣを聞いてるうちに 目頭に熱いものが走りました。本当にハートフルでした！
俺は１９８８年にＲＡＭＯＮＥＳの大阪ツアーに取材で同行して、ＪＯＥＹと 仲良くなり、彼のＮＹのセント・マークス・プレイスのアパートにも二回遊びに行ったことがありました。結構リッチなマンションなんですが、ＪＯＥＹの 部屋には、大きなソファー以外、これといった家具は何もなく、床の上に ＣＤやカセットが散乱しているＰＵＮＫな部屋でした。彼といっしょに 日本食レストランで照り焼きチキン定食を食ったことを思いだします。 大阪公演の時、ＪＯＥＹが釘を踏んで怪我をして、俺が一緒に医者について 行ったのですが、そのとき見たＪＯＥＹの枝のように細い足のことを 鮮明に覚えています。川崎クラブ・チッタでＪＯＥＹがＤＪイヴェントの ゲストにでることになり、彼が俺にレコードを貸してほしいと言って、 一杯持っていったら、趣味がまったく一緒で、多いに盛り上がったこと。 一緒にクラブで飲んでいたら、グルーピーの女の子がＪＯＥＹの取り合いに なって大変だったこと、そんなこんなのシーンと、いつもあのゆったりと優しい声で、ハーイとにこやかに笑いかけるＪＯＥＹの顔が今でも思い出されます。ストーンズのシークレット・ギグを見に行ったことを本当に嬉しそうに話していたっけ。ＪＯＥＹは本当に優しいハートを持った、本当にかっこいいロッカーでした。彼が生前に吹きこんでいたソロ・アルバムが、この秋に発売されるというＭＥＷＳが、今となっては、最後の楽しみです。しかし、 俺達ロックン・ロール・ファンは決してＪＯＥＹとＲＡＭＯＮＥＳのことを 忘れないでしょう。「ロックン・ロールに対する情熱が、俺の人生にガッツを 与え、エキサイトメントを与えてくれるんだ」と、かつてＪＯＥＹが俺にインタヴューで語っていたように、ＲＡＭＯＮＥＳの音楽は、僕達に、永遠のガッツとエキサイトメントを与え続けてくれるでしょう。
ＨＥＹ，ＨＯ，ＬＥＴ’Ｓ　ＧＯ！！
ＰＳ：きのうの追悼ＬＩＶＥは８月頃に、インターネットＴＶで放送される予定です。詳しい日時、アクセスの方法などは、また追って書きこみます。
鳥井賀句
JAPAN
- Sunday, June 10, 2001 at 16:59:14 (JST)