01.LES LIAISONS DANGEREUSES (D.Jordan) (3:13)
02.MAGAZINE DREAM (C.Mosdell/M.Ayukawa) (2:41)
03.KOI NO DANCE TENGOKU (T.Shibayama/M.Ayukawa) (2:55)
04.JUST A LITTLE BIT (R.Bass-P.Brown-J.Thornton-F.Washington) (2:20)
05.OMAE GA HOSHII (T.Shibayama-Sheena/I.Pop)(7:30)
06.PINUP BABY BLUES (S.Itoi/M.Ayukawa) (3:49)
01.危険な関係のブルース;英題「No Problem」。ジャズ・ピアニストのデューク・ジョーダンが書き、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズが演奏した同名の仏映画、ロジェ・バディム監督、1960年、のテーマ。Sheena & The Rokkets(ロケッツを含む)としては、1981年ごろのライヴのオープニング・ナンバーとして何度か演奏したことがある。最近では、今年(2006年)1月10日、六本木スウィートベイジルで鮎川(単独)が、NANIWA EXP.をバックに上演した。1996年7月に発売された「Dr.K」名義(徳武 弘文)のアルバム『SUPER GUITAR TRIBUTE T#2』(TDK Records TDCT-1139)に、鮎川がゲスト参加したテイクが残るが、ロケッツの演奏としてはここに初登場。81年5月のスタジオ・リハーサルから。ライン〜カセット音源。
02.マガジン・ドリーム;クリス・モスデル〜鮎川誠による、全くの未発表曲、本邦初登場。いわゆるalbum filler ではあっても、Sheena & The Rokketsの「ドリーム物」がひとつ増えたことになる。音源=同上。
03.恋のダンス天国;実際の『PINUP BABY BLUES』ではスティーヴ・ダグラス(RIP)のサックスの間奏が入るが、まだ管楽器が起用されるなどとは夢にも思わないSheena & The Rokketsの、むき出しのスタジオ点描。ギター、当然1本です。リズム・セクションの素晴らしさに改めて惚れ惚れする。本邦初登場。音源=同上。
04.ジャスト・ア・リトル・ビット;う〜ん、この「小曲」感がいいですね。ロスコー・ゴードン、リトル・ミルトンやマジック・サムのヴァージョンでも御馴染みのはずのアッパーなブルースのカヴァー。鮎川は、マインドベンダーズの独Star Club Recrdsの2枚組シリーズの同曲にインスパイアされた(maniac!)と話している。ライヴでもほとんど演奏されていない。本邦初登場。音源=同上。
05.オマエガホシイ;スタジオの『真空パック』では3分半強の曲が、丁度倍に拡大され、これでもか、という激しい「野音ロック」となった。これまで熱心なファンの間で囁かれ続けた、いわゆる「PINUP LIVE」マイナス『KOOL SOLO』音源から。つまり、同コンサートのヴォーカルがシーナのパートより。本邦初登場。
06.ピンナップ・ベイビー・ブルース;シングル・ヴァージョン(ALFA ALR737)。
●曲解説;山名昇(監修者/20060710)